Faveur

ファブール 【花の恵みに寄り添うくらし】 バッチフラワーレメディ 

自分探しの旅へ

f:id:faveur8:20150122165733j:plain

 

自分に適したバッチフラワーレメディを選ぼうとする時、自分が今何を感じているのか、どんなふうに感じているのか、どうしてそう感じるのか・・・を、深く自分自身に対して問いかけていくことが必要になります。

このプロセスは内観と呼ばれるものですね。自己探求、自分探し、いろいろな言い方があります。

コンサルテーションでは、プラクティショナー(レメディを選ぶのを助ける人)の助けを借りながら、このプロセスを体験します。

必用なレメディが分かったら、それを日常の中で使っていくことで、レメディがサポートしますので、ポンッと、アイデアが降ってわいてくるように、大きな気づきを得ることもあります。

そして、ブロックされていた思いが昇華されることによって、癒しは完了します。

 

自分でレメディを選ぶ

プラクティショナーの手を借りずに、自分で適したレメディを選びたいと思った時、とても大切で必用なことのひとつが、言葉の奥にある気持ちを見るということです。

 

同じ言葉が人によって、まったく違った感情を表現することがあるように、たとえばあなたが、同僚のことが耐えられないと言った時、本当はどういう意味で言っているのかは、他の人にはわかりません。

あなたの感情は、あなたにしか分かりません。

 たとえば、

・その人のことが恐いのでしょうか?(ミムラス)

・それとも、彼のふるまいが我慢できないのでしょうか?(ビーチ)

・もしかしたら、彼の話し方や仕事が遅くて苛立つからでしょうか?(インパチエンス)

・あるいは、あなたを憤慨させるような、彼の会社に対する意見のせいでしょうか?(バーベイン)

・それとも、あなたは、彼のことを嫉妬しているのかもしれません。(ホリー)

・あるいは、彼が親しく近づいて来すぎるのが、あなたにとってはストレスなのかもしれません。(ウォーターバイオレット)

 

 言葉の奥にある感情を紐解いていくと、自分に必用なレメディが、おのずと分かってきます。

 

38種類のレメディが対応します

バッチフラワーレメディは、たった38種類しかなくても、それだけで考えられるネガティブな精神状態を全てカバーしています。

人間は複雑な存在ですから、人の感情が38種類なんてはずがない!と思われるかもしれません。また、感情は分類できるようなものでもなく、いつも曖昧で、つかみどころがなく、揺れ動いています。

それなのに、38種類しかないレメディで心を癒やすといっても、不安や疑念を抱かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 バッチ博士は、その人にあったレメディを作るのに、一番多い時で9種類のレメディを使いました。(通常は6~7種類です)

これを最大限の数として計算すると、組み合わせは2億9千2百万種です。

また、さらに押し進めて考えると、ふたりの人がまったく同じレメディの組み合わせを使っても、彼らが経験している精神状態を比べると感情の度合いに差があるでしょう。

言い換えると、もし私がウィローとビーチを必用としていて、あなたも同じレメディが必要だとしても、私の場合はビーチよりウィローのほうが勝っている精神状態であなたの場合はウィローよりビーチが勝っているかもしれません。

このように、同じレメディがカバーする範囲も幅があり、レメディを組み合わせることによって、あらゆる感情に対応します。

レメディが発見されて以来60年間、38種類というかたちを崩すことなく、完成されたシステムとして受け継がれてきました。

 

感情は、いろいろな要素が結びついています。

最初からその要素をすべてカバーすることはもちろんできません。なぜなら対応するレメディが無いからではなく、その要素が何なのかということを、本人であってもわかっていないことがほとんどだからです。

 

バッチフラワーレメディは、自分自身が意識できていないもの(わからないもの)に対してではなく、意識できている感情を癒やしていきます。

意識できている(表面にあらわれてきた)ということは、もう手放す準備が出来た感情、と考えられるからです。

 よって、癒しは無理のない、自然なかたちで行われます。

そのようにして、少しずつ表面から皮を剥ぐように、ネガティブな感情を形作っている全ての要素を癒やしていくことができるのです。

 

 

自分を知るということ 

自分に必用なレメディを選ぶことは、時として難しく感じられたり、恐れを伴う場合もあります。多くの人にとって、正しいレメディを選ぶということは、自己発見の旅でもあるからです。

あなたは自分自身の内面を旅しながら、自分の反応や感覚や、昇華されないで留まっている恐れを見ていくことになります。あるいは、傷ついたまま取り残されている、インナーチャイルドにも出会うかもしれません。

 このように、今までは心の奥に閉じ込めていた、様々な「想い」に対して、光が当たることで、癒しは時として、辛さ、悲しさ、怒りを伴うことがあります。

 

 自分を癒やすということは、自分を知ることです。

 

私とあなたが同じレメディを飲んでも、同じ体験をするわけではありません。

自身の内面から起こってくる変化を、あなたも体験してみてください。

 

              

             参考:バッチフラワーレメディワークブック